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【意味が分かると怖い話】part15 「隣の部屋」短編複数 iinoy作

 

 

 

63 大丈夫?

彼女は、キツそうにもがいていた

僕は手を動かすか悩んでいたが

そこまでする気力が出てこなかった

でも彼女にはいい感情は持っていない、どちらかといえば嫌いだ

私は、どうするべきかとは考えなかった

彼女がどうなろうと、私には関係ない、

強いていえば、あなたの彼氏がどうかなるなら私は助ける

あなたが死んで悲しむこと以外

だから私は手を動かさなかった

 

 

64 優しい

記憶が徐々に戻って来ていることがわかった

私は誰に殴られたのか、私はどこで記憶が無くなったのかなどだ

まだ、景色や顔がぼやっと見えるがまだ誰かおもいだすことができない

だけど、思い出すのも疲れてきた

そのことをいつも一緒にいてくれる友達だったらしい人に伝えると

思い出さなくても、いい

今でも楽しいと言ってくれた

そうだよね、今が楽しい

でも、ぼやっとした人ちょっとこの人に似てるかも

 

65 隣の部屋の声

誰か、誰か、

マンションに住んでちょっと経つが

こんな奇妙な声が押し入れの向こうの隣の部屋からするのははじめてだ

私は

隣の部屋の人に勇気を持って話しかけることにしたが

普通のOLだった

話を聞くと、その声は私じゃない

でも私もその声は聞こえてた

といっていた

私はじゃあまたその隣の方でしょうかと聞くと

いやあなたの部屋から聞こえたと言っていた

 

66 プランがある

電車を見ていた

ノープランでどこに行くか分からない

なんだ、

空を見ていつもと変わらない平日の昼だとわかった

僕は、荷物が邪魔だなと思って

学校指定のバックを椅子に置いた

次の電車が来ている

僕は、切符を右手に

好きな曲を耳が死ぬくらい大きい音を流しながら、電車に飛び乗った

 

63
殺そうとしていた
64
そのまま
65
押し入れの中に人がいる
66
自殺
 

 

 
 
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